見えない糸

いつも通り僕に笑いかけてくれる君が
とても不自然になって
真直ぐ延びていくはずの二人の未来が
脇道にそれていく

いつまでも 降り続く雨が
君の声をかき消して

一線さえも越えられない僕らはいつも
傷つけあって 確認してる
困難さえも見えない糸に操られて
かわしてゆけるって 君は言うけど

燃え上がってるはずの 二人の心
実はとても冷たくて
君だけに向けた秘密の言葉
聞いた事のある台詞
僕らを操るのは何?

思い描いてた 平凡だけの世界がいつか
現実になって襲い掛かる
後悔さえも時間の渦に飲み込まれて
忘れられるって信じさせて

一線さえも越えられない僕らはいつも
傷つけあって 確認してる
困難さえも見えない糸に操られて
かわしてゆけるって きっとそうなるって
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